ぶれない支援を、形にする|放課後等デイサービス らしく(静岡市清水区)

CDQ認証運営事務局の望月です。認証施設のみなさまに、支援への想いをお伺いするインタビューシリーズ。今回お話を伺った静岡県静岡市の「放課後等デイサービス らしく」様への取材では、収録後の雑談の中に、この施設が生まれた原点がうかがえるお話がありました。その話を中心にご紹介します。

なぜこのテーマに触れるのか

施設の理念や名前には、代表の経験や思いが込められています。ただ、ホームページやパンフレットに並ぶ理念の言葉だけでは、それがどんな経験から生まれたものなのかまでは、なかなか伝わりません。どんな経験を経てその事業所を立ち上げたのかを知ると、日々の支援の根っこにある考え方が見えてくることがあります。今回お話を伺った「らしく」の代表・鈴木様の原点は、施設選びの視点を考えるうえでも参考になるお話でした。

今回お話を伺ったのは

静岡県静岡市清水区の「放課後等デイサービス らしく」。CDQ認証施設で、今回は代表の鈴木様にお話を伺いました。

子どもを大事にできる事業所を、自分の手で

収録後の雑談で、療育施設を立ち上げたきっかけを伺いました。鈴木様は卒業後、児童の施設や幼稚園・保育園で長く子どもたちに関わってきた方です。お子さんの発達を見ることが面白いと感じる一方で、気になるお子さんがいたとき、先生ごとに考え方が違い、対応が変わってしまう場面に疑問を抱いていたそうです。

「気になるお子様がいらした時に、職員の対応がバラバラで、職員の考え方ですごく対応が変わってきてしまうところに疑問を抱いていました」

その疑問から、より専門的に学びたいと園長に願い出て、障害のあるお子さんの加配につきながら、専門の先生に学ぶ機会を得ます。さらに専門分野へ踏み込みたいと、放課後等デイサービスが始まって間もない頃に福祉の世界へ飛び込みました。関係機関の方々と出会う中で、ある方に「やったらいいよ」と背中を押され、やるつもりはなかったものの、気がつけばその道に入っていたと振り返ります。そこにあったのは、「お子さんを大事にサポートできる事業所を作ってみたい」という強い思いでした。自分の思いを形にするなら、自分でやるしかない。そう決めて、「やりたいことを思いっきりやってみたい」と開所に至ったそうです。

その姿勢は、今の運営にも表れています。鈴木様は、職員がある程度経験を積んだら役割を託していくことを大切にし、職員のサポートにも力を入れているそうで、「まさに職員の『自分らしく』でもありました」と話してくれました。本編でお話しいただいた「組織として動く」という考え方も、先生ごとに対応が変わってしまうことへの疑問から始まった原点とつながっているように感じました。

この話から伝えたいこと

施設の理念や自分の経験や思いを自分の言葉で話してくれる施設は、日々の支援にもその考え方が息づいている一つの目安になると思います。また、職員が自分らしく力を発揮できる環境が整っているかどうかも、お子さんが安心して過ごせる場所かを考える大切な視点です。

インタビュー本編から一部を抜粋

本編でお話しいただいた内容から、いくつか抜粋してご紹介します。

Q. 施設として大切にしている支援方法や考え方を教えてください。

お子さん一人ひとりの自分らしさを常に考えて行動することです。できないことを無理にできるようにするのではなく、その子に合った方法を一緒に考えながら、自立や成長につなげていきたいと考えています。本人に必要な力を育む中で、本人に合った「お助けツール」を見つけていけるよう、保護者様と一緒に考えています。

Q. お子さんの成長を実感した具体的なエピソードはありますか。

以前はタイマーが鳴っても遊びをなかなかやめられなかったお子さんが、少しずつ自分で考えて片付け、時間に間に合うようになりました。職員が声をかけたり手伝ったりしながら、どれくらい手伝えば次の活動に間に合うかを計算してサポートし、ご家庭とも一緒に「できたね」につなげてきました。自分で気づいて片付けや身支度を終える姿に、心の成長をすごく感じます。

Q. スタッフ同士は、どんな雰囲気の中で日々支援をしていますか。

今年は特に「組織として動く」ことを大切にしています。職員にも得意なこと・不得意なことがあるので、「これはちょっと難しいから誰か手伝って」と気軽に言える環境を大切にしています。それが職員の自分らしさになり、結果的にお子さんへの良い支援にもつながっていると感じています。

Q. 施設名やロゴに込めた思いを教えてください。

「らしく」という名前は、施設名を考えていた頃に夢で見た「自分の思いそのままでいいんじゃない」という言葉がきっかけです。利用するお子さんも、保護者様も、働く職員も、私自身も、ありのままの自分を大切にしてほしいという願いを込めています。会社名の「KOKOIKO(ココイコ)」は「ここに行こう」という意味で、通いたい・相談したい・働きたいと思える場所づくりを目指しています。

「放課後等デイサービス らしく」の施設情報

「放課後等デイサービス らしく」のインタビュー動画や施設の詳しい情報は下記よりご覧いただけます。

施設名放課後等デイサービス らしく
所在地〒424-0819 静岡市清水区元城町7-11
サービス種別放課後等デイサービス
CDQ認証CDQ認証施設
電話番号054-368-7340
公式サイトhttps://k-rashiku.com
施設紹介ページCDQ認証サイトで見る

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