児童発達支援士は「受講してよかった」と言われる資格か?満足度データで見る実態|受講者の声データシリーズ

児童発達支援士の受講を検討している方にとって、「実際に受講した人はどう感じているのか」は、大きな判断材料になります。

たとえば、

  • 受講して、本当に良かったと感じている人はどのくらいいるのか
  • 教材の量や質への評価は、実際どうなのか
  • 値段(コスト)への評価は、他の項目と比べてどうなのか
  • 実際にどんな変化があったのか、具体的な声を知りたい

といった疑問です。

児童発達支援士の受講者アンケートには、17,613件もの回答が蓄積されており、「受講してよかった」と答えた人は99.3%にのぼります。

この記事では、当協会が2021年から2026年にかけて収集してきた受講後アンケート(17,613件)をもとに、児童発達支援士の受講満足度の実態について整理していきます。

>児童発達支援士取得で何が変わる?受講生255人のビフォーアフターから学ぶ「正しい知識がもたらす心の変化」

本記事で紹介している一次情報について

本記事では、当協会が実施している受講後アンケートのデータをもとにしています。

項目内容
データソース児童発達支援士 受講後アンケート
データ取得者一般社団法人 人間力認定協会
有効回答数17,613件(2021年1月~2026年7月)
主な回答者属性児童発達支援士10,096件、児童発達支援士+発達障害コミュニケーションサポーター4,902件、発達障害コミュニケーションサポーター1,871件、SSTスペシャリスト744件
年代40代(6,758件)、30代(5,454件)、50代(2,874件)が中心
調査項目総勉強時間、量(ボリューム)、質(クオリティ)、値段(コスト)、担当者の対応、総合評価、受講してよかったか、自由記述
分析方法各評価項目の回答分布を集計

「受講してよかった」という声が99.3%

「受講してよかった」という声が99.3%

受講後アンケートの中でも、最もシンプルで分かりやすい指標が、「受講してよかったですか?」という質問への回答です。

  • 「はい」:17,496件(99.3%)
  • 「いいえ」:117件(0.7%)

17,613件という大規模な回答の中で、99.3%が「受講してよかった」と答えている結果は、児童発達支援士という資格が、多くの受講者にとって前向きな経験になっていることを示しています。

実際の自由記述にも、受講による変化を実感する声が見られました。

発達障害の子どもをもっと理解したいと思って受講しました。子どもへの対応を見つめ直すきっかけになり、受講して本当に良かったです。

息子は自閉スペクトラム症ですが、テキストを読んでから更に理解が深まり、対応の仕方も少し変わってきた気がします。障害の理解を深めてもらいたく、このテキストで学んだことを、義父にも伝えたところ、「とても心強い」と言ってもらいました。

これらの声からは、受講による理解の深まりが、本人だけでなく、家族全体への広がりにもつながっていることが分かります。

教材の量・質への評価は、95%前後が「普通以上」

教材の量(ボリューム)と質(クオリティ)については、それぞれ次のような評価分布になっています。

  • 量(ボリューム):普通以上95.5%(大満足16.6%+満足49.5%+普通29.5%)
  • 質(クオリティ):普通以上94.8%(大満足18.8%+満足49.7%+普通26.3%)

いずれも、9割を超える受講者が「普通以上」と回答しており、教材の内容そのものへの評価は高い水準にあります。

実際の自由記述にも、教材の質に関する声が見られました。

知識だけではなく、実践方法も学べる素晴らしい内容だと思いました。

とても分かりやすいテキストの内容でした。そして、何より、心に響く内容でした。こちらの協会の理念や考えに共感しました。

教材の分かりやすさや、実践的な内容であることへの評価が、多くの受講者から寄せられています。

>【属性別】なぜ「児童発達支援士」を目指したのか?255人の受講動機と、現場のリアルな課題

値段への評価は、他の項目と比べてやや低い

一方で、値段(コスト)への評価は、他の項目と比べてやや低い結果となっています。

  • 値段(コスト):普通以上80.2%(大満足10.2%+満足25.1%+普通44.9%)
  • 担当者の対応:普通以上98.6%(大満足13.8%+満足30.4%+普通54.4%)

値段への評価は、量・質・担当者対応(95〜99%)と比べると、明確な差があります。この結果を隠さずお伝えするのは、受講を検討している方に対して、誠実な情報提供を心がけたいという当協会の考えによるものです。

  • 値段については「不満」「やや不満」の合計が3,495件(19.8%)と、他の項目より多い
  • 内容への満足度は高くても、価格に対する評価は別軸で捉えられている
  • この点については、次回以降の記事で、より詳しく深掘りしていく予定です

値段への評価が他の項目より低いという結果を正直に共有することが、受講を検討する方にとって、より納得感のある判断材料になると考えています。

実際の声に見る、受講後の変化

受講後アンケートの自由記述には、受講をきっかけに、日々の子どもとの関わり方が変化したという声が多く見られます。

実際の自由記述にも、そうした変化に関する声がありました。

私は看護師なのですが、4月から医療的ケアが必要な障がい児や発達障がい児の療育の仕事をすることになったので、とても勉強になりました。看護学校では習わない内容ばかりだったので満足です。

中学校で特別支援クラスの支援員をしています。声掛け、子どもの心理など勉強するにあたってとても深く知ることができました。

これらの声からは、保護者だけでなく、看護師や特別支援教育の支援員など、さまざまな立場の方が、それぞれの現場で活かせる学びを得ていることが分かります。

満足度データの整理

満足度データの整理
評価項目割合
受講してよかったか(はい)99.3%
担当者の対応(普通以上)98.6%
総合評価(普通以上)97.0%
量(ボリューム)(普通以上)95.5%
質(クオリティ)(普通以上)94.8%
値段(コスト)(普通以上)80.2%

児童発達支援士について

ここまで、受講後アンケートのデータから見えてきた、満足度の実態についてご紹介してきました。

当協会が認定する「児童発達支援士」は、発達特性の理解や、行動の背景を読み解く視点、家庭や支援現場で活かしやすい関わり方などを、体系的に学べる民間資格です。

17,613件という受講者の声の蓄積は、この資格が、保護者・保育士・教員など、幅広い立場の方に活用されてきたことの表れでもあります。

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Q&A|児童発達支援士の満足度データに関するよくある質問

Q1:「受講してよかった」が99.3%というのは、本当ですか?

はい、2021年から2026年までの17,613件のアンケート結果に基づく実数です。「いいえ」と回答した117件については、教材改善のための社内データとして活用しています。

Q2:値段への評価が低いのは、なぜですか?

「普通以上」の割合は80.2%と他の項目より低く、「不満」「やや不満」の合計も約2割あります。値段そのものへの評価は、内容への満足度とは別の軸で捉えられる傾向があります。次回以降の記事で、この点をより詳しく取り上げます。

Q3:どんな人が受講していますか?

子育てをされている保護者の方や療育施設で働くスタッフの方、保育士・幼稚園教諭の方が多くなっています。他には看護師、教員、学習塾やピアノ教室の先生等の受講も目立ちます。年代は40代・30代が中心です。

Q4:受講後、実際にどんな変化がありましたか?

自由記述には、子どもへの対応の変化、家族への知識の共有、仕事での活用など、さまざまな変化が寄せられています。次回以降、職種別に詳しく紹介していきます。

Q5:このデータは、どこまで信頼できますか?

17,613件という大規模なアンケートデータであり、教材改善や資格の質向上のために継続的に収集されているものです。ただし、当協会自身が実施したアンケートである点はご留意ください。

まとめ|99.3%が「受講してよかった」と答えた資格

児童発達支援士の受講後アンケート(17,613件)を見ると、多くの受講者が高い満足度を示していることが分かりました。

  • 「受講してよかった」という回答は99.3%
  • 教材の量・質への評価は、95%前後が「普通以上」
  • 値段への評価は80.2%と、他の項目より低い結果も正直に共有
  • 保護者だけでなく、看護師や特別支援教育の支援員など、幅広い立場の方が学びを得ている

次回からは、保育士、教員、放課後等デイサービス職員など、職種別に見た受講理由と変化を紹介していきます。

【注意事項】

この記事で紹介している内容は、当協会が実施した受講後アンケート(17,613件)のデータをもとにまとめています。データは当協会が独自に収集・集計したものであり、回答は受講者の主観的な評価に基づきます。

一般社団法人 人間力認定協会 理事・事務局長 望月宏彰

執筆者

一般社団法人 人間力認定協会 事務局長
望月 宏彰

【プロフィール】
一般社団法人 人間力認定協会 理事・事務局長の望月 宏彰です。3児の父。「児童発達支援士」など各種資格を通じて延べ5万人以上の支援をサポート。「日本の資格・検定」アワードにて「児童発達支援士(2022年)」および「メンタルヘルス支援士(2026年)」の受賞実績を有しています。 当サイトでは、最新の療育情報や現場で役立つ支援に関する知識、施設選びに役立つ透明性の高い情報を配信しています。なお、本記事は当協会が提供する「児童発達支援士」等の資格講座の受講者アンケート等をもとに、講座を運営する当協会自身が執筆したものです。

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