CDQ認証の審査基準
-評価の視点と仕組み-

CDQ認証の審査基準の全体像

CDQ認証では、特定の指標や数値だけで評価するのではなく、複数の視点から支援の質を総合的に捉えています。

審査対象は、障害福祉サービス等情報公表システム(厚生労働省が運営)に登録され、定期的に情報を報告している事業所に限定しています。これにより、一定の情報公開と運営体制が担保された施設を前提に評価しています。

こうした前提のもと、CDQ認証では評価を大きく2つに整理しています。

「認証施設として掲載するかどうかを判断する基準(審査基準)」と、「施設の特徴や強みを伝える情報(付加情報)」です。

掲載の可否は、「保護者評価」と「透明性」の2つをもとに判断し、一定の基準を満たした施設のみ掲載しています。

CDQ認証施設と優良施設について

本サイトでは、一定の基準を満たした施設は「優良施設」として掲載され、さらに比較・検討に必要な情報の提供に協力している施設は「CDQ認証施設」として掲載されます。

表示に違いはありますが、どちらも厳しい基準をクリアしている点に変わりはありません。施設選びの確かな指針として、安心してお役立てください。

掲載可否を判断する2つの基準
(保護者評価と透明性)

審査基準① -保護者評価-

療育施設の支援の質を考える上で、実際に利用している保護者の視点は欠かすことができません。

CDQ認証では、施設から提供される情報だけでなく、保護者がどのように支援を受け止めているかという点も重視しています。

保護者評価は、国のガイドラインに基づいて施設が公表している保護者からの評価をもとに、支援の分かりやすさや満足度、施設との関係性などの観点から確認しています。これにより、施設側の説明だけでは見えにくい実際の利用状況や、保護者が感じている支援の質を把握しています。

>こども家庭庁|児童発達支援等のガイドライン

CDQ認証では、この保護者評価が一定の基準を満たしているかどうかを、掲載するための判断基準の一つとしています。

審査基準② -透明性-

療育施設を選ぶ際に、どのような支援が行われているのか、どのような方針で運営されているのかが分からないままでは、安心して選ぶことはできません。

CDQ認証では、支援の質そのものに加えて、その内容や取り組みがどのように開示されているかという「透明性」を重視しています。

透明性の観点では、支援内容や方針、施設の特徴などの情報が、保護者にとって分かりやすく整理されているか、また、施設としての考え方や姿勢が適切に伝えられているかといった点を確認しています。

これにより、表面的な情報だけでは見えにくい施設の実態や、支援に対する姿勢を把握することができます。

CDQ認証では、この透明性が一定の基準を満たしているかどうかを、掲載するための判断基準の一つとしています。

施設の特徴や強みを伝える付加情報
(専門性と人材育成・定着度)

付加情報① -専門性-

療育施設の支援の質を理解する上で、どのような専門性を持った職員が関わっているかは重要な要素の一つです。

CDQ認証では、言語聴覚士や作業療法士、社会福祉士など、専門的な知識や技術を持つ職員の配置や関わり方についても情報として整理しています。

また、資格の有無だけでなく、その専門性が実際の支援の中でどのように活かされているかという点も含めて、施設の特徴として伝えています。

これらの情報は審査基準としての掲載可否を直接左右するものではありませんが、施設の特徴や強み、支援の方向性をより具体的に理解するための情報であり、CDQ認証施設の評価においても参考として活用されています。

付加情報② -人材育成・定着度-

療育の質は、日々子どもと関わる職員の専門性や姿勢によって支えられています。そのため、職員の育成や働きやすい環境づくりは、支援の質を継続的に高めていく上で重要な要素となります。

CDQ認証では、職員に対する研修や学びの機会がどのように確保されているか、また、組織として支援の質を高める取り組みが行われているかといった点を情報として整理しています。

さらに、職員の定着状況や働きやすさに配慮された環境であるかどうかも、施設の安定した支援体制を理解する上での一つの視点として捉えています。

人材育成や定着度を把握することで、継続的に質の高い支援が提供されるかどうかを見極めやすくなります。

これらの情報は審査基準としての掲載可否を直接左右するものではありませんが、施設の特徴や強み、支援の方向性をより具体的に理解するための情報であり、CDQ認証施設の評価においても参考として活用されています。

CDQ認証が目指す評価の考え方
(多角的な“見える化”)

療育においては、子どもや家庭の状況によって適した支援のあり方は異なります。そのため、施設ごとの特徴を理解し、相性を見極めることが重要です。

CDQ認証では、こうした相性を考えるための一つの目安として、複数の視点から「支援の質」を”見える化”しています。

なお、本認証は一度切りではなく定期的な更新制としており、今後も常に質の維持・向上が図られている施設を皆様に紹介してまいります。